蚕のお世話を通して

蚕のお世話を通して

年長組で大切に育てている蚕たち。毎日子どもたちは飼育ケースをのぞき込み、「大きくなったね」「葉っぱたくさん食べているね」と成長を楽しみに見守っています。

今日、飼育ケースを見ていた子どもたちが、「桑の葉がなくなってる」と気付きました。誰かに言われる前に、「蚕ちゃん、おなかすいているかもしれないね」と話し合い、自分たちで園庭の桑の木へ向かいました。

「これなら食べられるかな」「やわらかい葉っぱがいいかな」と蚕のことを考えながら、丁寧に葉っぱを集める子どもたち。飼育ケースに戻ると、「おうちもきれいにしてあげる?」と相談しながら、ケースの中や糞の掃除を行っていました。

掃除をしている間も、子どもたちからは「かわいいね」「元気に育ってね」という優しい言葉がたくさん聞こえてきます。蚕を優しく手に乗せ、怖がることなく、まるで家族のように大切に接する姿がとても印象的でした。

蚕のお世話を通して、子どもたちは生き物の成長に気付き、必要なことを自分たちで考え、行動する力を育んでいます。また、「おなかがすいているかな」「きれいなおうちのほうが気持ちいいよね」と相手の気持ちを想像する中で、思いやりの心や優しさも大きく育っています。

これから蚕たちがどのように成長していくのか、子どもたちと一緒に見守りながら、小さな命との関わりの中で生まれるたくさんの気付きや優しさを大切にしていきたいと思います。

2026年6月25日更新

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