稲作 ~炊飯体験としめ飾り作り~

春から取り組んだ稲作体験。前回は、育った稲穂を脱穀、籾摺りし収穫したお米を精米しました。いよいよ釜で炊いて、お米をみんなでいただきます。1粒のお米ができるまでには、沢山の作業があり、いつも食べているお米の量を精米するまでには大変だということを稲作体験で身をもって体感した子どもたち。お米を洗って研ぐときにもお米がこぼれてしまわないように、真剣そのもの。大事に丁寧にお米をそっーと洗って、いざ釜に。「いいにおいがしてきた!」「まだあけちゃだめだよね」と待ち遠しい声が聞こる中、待ちに待った炊きあがり!少しずつラップに包んで、「ふっ~」と湯気が出ているお米をほうばると「おいしい!!」と満足そうな子ども達です。

そして、収穫した稲穂をつかって、稲作体験の集大成!!保育園のお正月飾りをつくります。わらをねじって、丸めるのはなかなか難しいので、大人も一緒にみんなで力を合わせて作ります!お正月を迎える準備が整った所で、年長児手作りのしめ飾りを玄関に飾り、和飾りを台所や門松につけ、餅つき大会でこれも年長児手作りの鏡餅をお供えします。一年を通して、体験した稲作活動が翌年を迎える正月飾り作りまで繫がることで、今では希薄になった日本のしきたりや伝統、文化などを知る機会ともなっています。私たち、職員は、来年も、子ども達の「これ、なんだろう?」「やってみたい!」「楽しいね!」という気持ちを大切に、それをかなえる環境を設定し、保育を実践しながら、子ども達の健やかな成長を見守っていきます。

2025年12月30日更新

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